日蓮直筆の書状、5年ぶりに公開 法華宗大本山の本能寺(京都市中京区寺町通御池下ル)は、宝物館で美術・工芸品展を開いている。日蓮(1222−1286年)直筆の書状「御書(ごしょ)・弁殿(べんどの)」を5年ぶりに公開した。 「御書・弁殿」は、弾圧による流罪を終えた日蓮が、後の総本山となる身延山(山梨県)に身を移した55歳の時、門弟にあてた手紙で、法華経信仰への信念や弟子の消息などが記されてる。信仰の象徴として名高い「大曼荼羅(まんだら)本尊」の緊張感あふれる筆致と対照的に、柔らかで人間味あふれる筆使いが伝わってくる。 このほか、「本能寺の変」の舞台となった当時の遺品や信長にまつわる肖像画など50点も展示している。 3月9日まで(無休)の午前10時−午後4時。 2003年2月6日 -京都新聞 より- |