涅槃図を初公開 醍醐寺特別展 国宝など73点展示

 醍醐寺(伏見区)の春季特別展「世界遺産 醍醐寺展」が、境内の霊宝館で開かれている。釈迦の入滅を描いた江戸時代の「涅槃(ねはん)図」が初公開されたのをはじめ、豊臣秀吉が1598(慶長3)年に開いた「醍醐の花見」にちなんだ絵図や文書など73点が並ぶ。5月11日まで。

 涅槃図は縦3メートル71センチ、横2メートル56センチで、同寺に伝わる5幅の涅槃図の中で最大。目を閉じて横たわる釈迦が中央に描かれ、周りで弟子ら約50人が悲しんでいる。このほか「醍醐の花見」で秀吉や北政所、前田利家らが詠んだ和歌131首を収めた「醍醐花見短籍(たんざく)」、80代座主・義演(1558〜1626)の日記などもある。国宝が8点、重要文化財が42点含まれている。

                      2003年3月26日 -朝日新聞 京都版 より-

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