33年ぶりに一般公開へ 滋賀・常楽寺「千手観世音菩薩像」

 本堂と三重塔が国宝に指定されている滋賀県石部町西寺の天台宗常楽寺は14日から、秘仏の本尊「千手観世音菩薩像」を33年ぶりに一般公開する。
 同寺は奈良時代、奈良の都の鬼門除けのため、元明天皇の勅命を受けた良弁僧正が建立した、と伝えられ、地元では「西寺」「西寺の観音」と呼ばれ親しまれている。文化財も多く、本堂と三重塔はいずれも国宝、本尊や28部衆立像、石造灯籠(とうろう)など計9件は重要文化財に指定されている。
 本尊は1360年頃の作で、木造座像(高さ63・1センチ)。普段は扉の閉まった厨子(ずし)の中に安置されており、33年に1度開帳される。

 13日午前10時45分から開帳法要が営まれ、14日から5月11日まで一般公開される。

                      2003年4月11日 -京都新聞 より-

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