陶製の螺髪のハンが出土 鳥取・大御堂廃寺 7世紀中ごろに創建された山陰最古級の白鳳寺院跡、大御堂廃寺(鳥取県倉吉市駄経寺町)で、仏像の頭にある渦巻き状の螺髪(らほつ)をつくる陶製の型「ハン」が見つかり、倉吉市教育委員会が1日、発表した。 同市教委によると、螺髪のハンが見つかったのは国内で初めて。復元した螺髪は大きさなどから、塑像の本尊丈六(高さ約4.8メートル)如来に付けたとみられるという。 市教委は「畿内と同等の高度な技術者集団が寺院造営に加わったのは明らか。山陰の中心的寺院だったことがあらためて裏付けられた」としている。 ハンは長さ約5センチ、幅3.3−3.8センチ、厚さ約2センチでほぼ直方体。螺髪を縦に切った半分の型になっており、2つを組み合わせて粘土を詰めたらしい。側面に小さなくぼみがあり、ひもで縛り固定したとみられる。 2003年5月1日 -京都新聞 より- |