2008完成めざし「瓦葺き上げ式」 西本願寺 御影堂修復工事 浄土真宗本願寺派本山・西本願寺(京都市下京区)で22日、10年がかりの御影堂(ごえいどう)修復工事の節目となる「瓦葺(ふ)き上げ式」が営まれた。 約370年前に建立された御影堂は、1999年から大規模修復が始まり、2008年の完成をめざしている。建物全体を工事用の素屋根で覆った後、すべての瓦約11万5000枚を降ろした。うち傷みの激しい約6万枚は、新たに瓦を作って替える。 屋根への重みを軽減するため、今回は土をなるべく使わない「空(から)葺き」工法を用いることにし、土に代わって瓦の土台となる木製の瓦桟(ざん)がすでに完成している。 式では、大谷光真門主や武野以徳総長らが屋根の工事通路に立ち、新しく焼き上げられた重さ13キロの瓦を屋根に1枚ずつ置いた。2年間かけて約4900平方メートルの屋根全体に瓦を葺く。 2003年5月22日 -京都新聞 より- |