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仏さま勢ぞろい 関連情報も充実 県のIN「仏像アーカイブ」好評 県内の国宝や国の指定を受けた重要文化財の仏像の情報をまとめて、県が4月から公開しているインターネットの検索システム「仏像アーカイブ」が好評だ。個人が所蔵している仏像をのぞいた国宝、重要文化財の仏像約500体を登録したデータベースは国内でも最大級の仏像データ集。県文化観光課は「123点ある国宝の仏像の70件を所有する奈良だからこそまとめることができたデータ集。見てもらった人に、大仏や鹿以外の奈良を知ってもらうきっかけがつくれれば」と話している。 「仏像アーカイブ」は、県のホームページの観光情報からもアクセスできる「大和路アーカイブ」に掲載。毎月2万-2万5000件のアクセスのある大和路アーカイブの中で、1割を占める2000件を超えるアクセス数を持つ人気コーナーとなっている。 文化観光課の職員が、県教委が昭和49年に発行した県文化財図録をもとに、素材集めから入力まですべて手作りで作成。見たい仏像の名前や、行きたい寺の名前を入力すれば、関連する情報がすべて呼び出せるほか、その仏像を製作した人や関連する寺、仏像などの情報にリンクしているのも大きな特徴だ。 「1つひとつの仏像にそれぞれの歴史があり、いろんな人がかかわってきたことを知ってほしい。そのためにももっとリンクを充実させていきたい」と文化観光課。次々と関連情報にリンクしていくなかで、検索する人の新しい興味をどんどん引き出していこうとする県の姿勢には、就学旅行生が日帰りで通り過ぎてゆく奈良の観光の現状を少しでも変えていこうとする職員の意欲がうかがえる。 著作権や予算との関係で仏像の写真がデータに盛り込まれていない現状はあるが、登録している情報は、現時点で国宝70件、重要文化財380件の計450件。今後は残りの国指定の重要文化財の情報を追加し、県が指定した重要文化財の情報も盛り込んでいく計画だ。 大和路アーカイブのホームページアドレスは、http://yamatoji.pref.nara.jp。 2003年7月6日 -奈良新聞 より- |