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白鳳時代の寺院跡見つかる 栗東 霊仙寺遺跡 滋賀県の栗東市教委は31日、同市小平井の霊仙寺遺跡から、白鳳時代(7世紀中ごろ−8世紀初期)の掘建柱建物跡や瓦などが出土した、と発表した。市教委は白鳳時代の寺院跡とみており、「郷土史の研究の上で貴重な資料」としている。 栗東市内で白鳳時代の寺院跡とみられる遺跡が見つかったのは手原遺跡(手原)に次いで2例目。市出土文化財センターが5月から霊仙寺遺跡約1500平方メートルを調査していた。 掘建柱建物跡は、同遺跡の南西側で80センチ四方の柱穴5カ所、50センチ四方の柱穴8カ所を確認した。周辺からは軒丸瓦8枚、平瓦、丸瓦片数100枚、須恵(すえ)器なども見つかった。 同市教委は、軒丸瓦に「素弁(そべん)十二葉蓮華(れんげ)文」と呼ばれる白鳳時代の文様があったことや、掘建柱建物跡の規模などから「白鳳時代の寺院跡の可能性が高い」と推定。当時、遺跡周辺は勾(まがり)氏の勢力範囲であった可能性が高いことから、勾氏が造営した寺院ではないかとみている。 市教委は、寺院跡を「小平井廃寺」と名付け、2日午後3時から現地説明会を行う。問い合わせは同センターTel:077(553)3359。 2003年7月31日 -京都新聞 より- |