7世紀仏典の断片発見 バーミヤン遺跡で73年ぶり

 アフガニスタン・バーミヤンの石窟(せっくつ)からサンスクリット語で書かれた7世紀ごろの仏典の断片数十点を発見した、と東京文化財研究所の調査隊が4日、発表した。

 東文研によると、同遺跡内での仏典の発見は、1930年にフランスの考古学者が見つけて以来、73年ぶりという。
 石窟はこれまで本格的な発掘調査が行われていなかったことから、今後の調査でも貴重な資料が得られる可能性が高いという。
 盗掘やタリバン政権の破壊活動で傷んだ遺跡保存事業の一環として、東文研が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の委嘱を受けて調査していた。
 7月中旬から8月はじめにかけて9つの石窟群を対象に実施。仏典の断片は、バーミヤン遺跡の東側に位置するM窟、F窟と呼ばれる石窟入り口付近の敷居の溝で見つかった。

                      2003年9月4日 -京都新聞 より-

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