「風神」元通り一般公開 三十三間堂、修理完了

 東京国立博物館(東京都台東区)の特別展へ搬送途中、左腕の一部が破損した三十三間堂(妙法院)の国宝「風神像」がこのほど修理を終え、京都市東山区の三十三間堂本堂で元通り一般公開されている。

 風神像は7月上旬、専用トラックで東京国立博物館へ運んだが、到着後に左ひじから風袋を持つこぶしの上部までが脱落し損傷していることがわかった。このため、出展を取りやめ、京都国立博物館(東山区)内の美術院で修理されていた。
 修理を終えた像は、千手観音像が並ぶ本堂の南端に安置された。損傷した部分も目立たず、三十三間堂本堂の田渕清晃管理部長は「なんとか早く本来の場所に戻すことができて喜んでいる。今後、展示会への出品などには、より慎重に対応していきたい」と話していた。

                      2003年9月11日 -京都新聞 より-

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