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国宝の校倉内部34年ぶり公開 長櫃など宝物展示 唐招提寺 奈良市五条町の唐招提寺は20日、国宝の校倉(奈良時代)の内部を報道関係者らに公開した。鑑真和上の来日1250年を記念し、25日から一般公開する。校倉の公開は34年ぶり。 同寺に2棟ある校倉の北側の宝蔵で、広さは約40平方メートル。内部は2層構造で、新宝蔵が建立された昭和45年までは宝物や法具が納められていた。 一般公開では、徳川綱吉の母、桂昌院が奉納した元禄期の長櫃(ひつ)や漆塗箱などを校倉内部に展示。鑑真和上の生涯を描き記した東征伝絵巻(鎌倉時代、重文)や中興の祖、覚盛が書写した写経(鎌倉時代、重文)を納めていたもので、箱を幾重にも重ねて厳重に保管していた様子を紹介する。 このほか、鑑真和上の法衣を納めた元禄期の袈裟箱や、天皇や足利将軍の勅命で舎利容器を封印したことを示す資料も公開。宝蔵の中で、同寺の宝物が大切に保管されていた様子が分かる。 唐招提寺の西山明彦執事は「鑑真和上ゆかりの品々など、大切な宝物が奈良時代からどのように守り伝えられてきたのかを見てもらえれば」と話している。 特別公開は31日まで。開場は午前10時から午後4時まで。無料。寺を見学する入山料は別(大人600円、中学・高校生400円、小学生以下200円)。 問い合わせは同寺、電0742-33-7900。 2003年10月21日 -奈良新聞 より- |