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バーミヤン西方で仏教寺院跡を確認 龍大教授ら現地調査 世界遺産の仏教遺跡で知られるアフガニスタン・バーミヤン遺跡の西約120キロの地点(バーミヤン州ケリガン)に、この地域がイスラム教の影響を受ける8世紀以前に建てられた仏教寺院跡があるのを龍谷大の山田明爾名誉教授(仏教学)と写真家の中淳志さんが19日までに行った現地調査で確認した。 バーミヤンの真西で仏教寺院跡が確認されたのは初めて。バーミヤンは中国の僧玄奘の「大唐西域記」にも出てくるが、バーミヤンから100キロ以上西の寺院などに関する文献や記述はまったくなく、仏教の広がりを研究する上で、貴重な手掛かりとなりそうだ。 山田名誉教授によると、現地調査は先月末から今月初旬にかけて行った。確認した寺院跡は縦約58メートル、横約47メートルの2階建てで、中庭の中心に講堂があり、周囲を小さなお堂が囲んでいる。南には高さ約8・5メートル、直径約7・7メートルの仏塔も残っていた。 また、近くで商人らの往来を示すとりでの跡も確認され、バーミヤンから西方へシルクロードが延びていたことも明らかになった。 山田名誉教授は「貿易に従事した大商人らが仏教徒で、修行僧を経済的に援助していた可能性もある」と話している。(共同通信) 2003年11月19日 -京都新聞 より- |