須弥壇下に瓦敷き遺構-唐招提寺金堂

 解体修理中の唐招提寺金堂(奈良市五条町、国宝)で、仏像を安置する須弥壇(しゅみだん)の下から新たに瓦敷きの遺構が見つかり、奈良時代の創建当初に築いた須弥壇だった可能性が高いことが13日、県文化財保存事務所の調査で分かった。
 現在の須弥壇は金堂を大改修した鎌倉時代ごろ、造り替えたとみられる。唐招提寺金堂は建立年代が未確定だが、須弥壇の変遷が明らかになれば、解明への大きな手掛かりになりそうだ。
 来年1月から県立橿原考古学研究所が金堂の基壇下を発掘する予定。同事務所は「現在の須弥壇とは形も高さも違う。発掘で年代が確定すれば非常に興味深い」としている。

                    2003年12月14日 -奈良新聞 より-

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