橘諸兄ゆかりの遺跡に熱気 井手寺跡で現地説明会

 奈良時代の左大臣橘諸兄ゆかりの井手寺跡が発掘された京都府の井手町で1日、現地説明会が行われた。会場には地元をはじめ、奈良県や大阪府などのほか、遠くは東京からも考古学ファンらが訪れた。
 発掘現場では、町教委の文化財担当内田真雄さん(28)が、釉(ゆう)薬で彩色された珍しい瓦の破片や、建物の礎石を据え付ける直径2メートルの穴、回廊の存在を示すれきを敷き詰めた跡など、発掘の成果を説明した。
 会場に詰めかけた約400人の来場者は、真剣な表情で耳を傾け、写真を撮影したりメモを取ったりと、井手寺跡に興味津々の様子だった。
 遺構のすぐ前に陣取った人からは、「どれとどれが礎石を据え付ける穴なのか」「出土した石は特別なものなのか」などと質問が出され、熱気にあふれていた。

                    2004年2月1日 -京都新聞 より-

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