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鎌倉−室町期の大規模な造成跡 金閣寺 京都市埋文研が調査 京都市北区の金閣寺(鹿苑寺)で、鎌倉期から室町期にかけての大規模な造成跡が17日までに、市埋蔵文化財研究所の発掘調査で確認された。鎌倉期の西園寺家の邸宅・北山第や室町幕府の3代将軍足利義満の別業・北山殿を造営する際に埋め立てた跡とみられ、北山第や北山殿の全容を知る手がかりになると期待されている。 市埋文研は、同寺の庫裏東側での排水管改修工事などに伴い、昨秋、竹林など7カ所計約100平方メートルを発掘調査した。 すべての調査場所から鎌倉期と室町期の整地層が見つかり、室町期の層では、最大で厚さ約1・5メートルに達した。それぞれの整地層をつなぎ合わせると、東西約60メートル、南北約25メートルに広がっていることを確認した。調査地北側の山すそを削って整地したと考えられるという。 これまでの調査で、近くから池跡が出土しており、竹やぶになっていた庫裏東側にもかつては庭園があったとみられる。市埋文研は「北山第や北山殿は山すその起伏の富んだ場所に設けられた。現在は参道になっている境内東側部分も自然の地形ではなく、かなり大規模な工事で整地されたようだ」としている。 2004年5月18日 -京都新聞 より- |