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国内最古の上円下方墳 7世紀前半、東京・府中市 全国で数例しか知られていない上円下方墳の武蔵府中熊野神社古墳(東京都府中市)から、切り石を積み上げた横穴式石室が25日までに見つかった。府中市教育委員会は「石室の特徴から7世紀前半に造られたとみられる」としており、調査された上円下方墳としては国内最古となる。 市教委によると、見つかった石室は、奥の玄室(げんしつ)と手前に2つの前室(ぜんしつ)、墳丘南側の入り口につながる通路である羨道(せんどう)からなり、玄室と前室の入り口にはそれぞれ柱状の石が「ハ」の字形に立てられていた。 玄室は側壁が外側に張り出している「胴張り形」で、奥の壁が高さ約3メートルも残るなど規模が大きく、保存状態も良かった。古墳を長方形に取り囲む周溝も見つかった。 上円下方墳は、四角形の方墳の上に円墳を載せた構造で、確認された数も少なく、これまで、石のカラト古墳(奈良市、7世紀後半)と清水柳北1号墳(静岡県沼津市、8世紀前半)の2基しか調査されていない。 2004年5月25日 -共同通信 より- |