重文の展示品が落下し破損 ドイツで出展準備中

 文化庁は15日、ドイツ・マンハイム市で展覧会の出展準備作業をしていた重要文化財「三重県縄生廃寺塔心礎納置品(なおはいじ・とうしんそ・のうちひん)」のうち、三彩飾蓋(さんさいかざりふた)など7点が14日午前9時40分(日本時間同日午後4時40分)ごろ、床に落下して破損したと発表した。

 文化財はドイツ・マンハイム市のライス・エンゲルホルン博物館などで開かれる「日本の考古−曙光(しょこう)の時代−」に出展される予定だった。

 作業中、展示ケース内の作品を取り出していたところ、ケースが床に固定されておらず、前に開いたガラス扉の重みでケースが傾き、中にあった作品が床に落ちたという。
 文化庁は、破損した作品を展示から除外し、日本に持ち帰って修復する方針。


                    2004年7月15日 -共同通信 より-

index