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最古の本格彩色壁画か 法隆寺若草伽藍跡で出土 聖徳太子が607年(飛鳥時代)に建立したと伝わる法隆寺の若草伽藍(わかくさがらん)跡(奈良県斑鳩町)で、彩色壁画とみられる焼け焦げた破片が多数見つかり、斑鳩町教育委員会が1日、発表した。 若草伽藍の壁画が出土したのは初めて。上淀廃寺(鳥取県淀江町、7世紀後半)や法隆寺金堂の壁画(700年前後)を半世紀以上さかのぼる国内最古の本格的な彩色壁画で、金堂か塔を飾った可能性が高いという。 若草伽藍跡で焼けた壁が見つかるのも初めてで、670年に法隆寺焼失という日本書紀の記述を裏付け、現存の伽藍がその後の再建とする説を証明する資料。 町教委は「焼失の歴史を証明するだけでなく、飛鳥時代に彩色壁画はないという常識も覆した。美術史、建築史などに大きな影響を与える貴重な発見」としている。 壁画片は最大で縦4センチ、横5センチ。文様を確認した約30点は、衣装やハスの花の一部とみられる図柄もあり、仏画だったと考えられるという。現存する南大門のすぐ東で見つかり、飛鳥時代の瓦なども一緒に出土した。 2004年12月1日 -共同通信 より- |