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太子ゆかりの駒塚古墳発掘-古墳時代の様子解明へ 斑鳩町教育委員会は、聖徳太子の愛馬・黒駒を葬ったとの伝承を持つ同町東福寺1丁目の駒塚古墳に立つ宝篋印塔(ほうきょういんとう)と、古墳の埋葬施設の発掘調査を7日から開始すると、4日、発表した。調査は3月末までの予定で、太子信仰とのかかわりや同町の古墳時代の様子を解明する成果が期待されている。 同古墳は墳丘長49メートル以上の前方後円墳で、後円部は直径34メートル、高さ5.5メートル。前方部の高さは2メートル。歴史遺産としての保存活用を目的に平成12〜14年の3年間、発掘調査が実施され、二重口緑壷や円筒埴輪、須恵器などが出土。築造時期は確定していないが、町教委は出土遺物から4世紀後半ごろの前期古墳と想定している。 今回の調査範囲は、後円部の南北約11.4メートル、東西約8メートル。解体調査される宝篋印塔は、後円部の頂上に立つ高さ約4.25メートルの石塔。下部基礎石には黒駒の生涯や古墳南側に明治初期まであった東福寺の建立などが記され、江戸時代中期の享保19(1734)年の年号が刻まれている。また、上部基礎石には宝篋印塔陀羅尼経(だらにきょう)などの経典名が記されいる。 また、埋蔵施設は、これまでの調査で規模(南北9.4メートル、東西6メートル)などが判明しているが、内部構造は不明。町教委によると、同時期の古墳は竪穴式石室や粘土槨の構造が多いという。 2005年2月5日 -奈良新聞 より- |