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幹線道路の側溝跡が出土 信楽 紫香楽宮と甲賀寺結ぶ? 滋賀県甲賀市信楽町黄瀬の東山遺跡で、奈良時代に聖武天皇が造営した紫香楽宮と、大仏造立に着手した甲賀寺を結んだとみられる幹線道路の側溝跡が見つかり、甲賀市教委が10日、発表した。 東山遺跡は、甲賀寺跡とされる史跡紫香楽宮跡の北側に隣接する。側溝跡は2カ所あり、西側の遺構は幅1・7メートル、長さ8・2メートルで、8世紀半ばの土器が埋まっていた。東側は幅1・2メートル、長さ10・6メートル。2カ所の溝跡は北へ平行に伸びており、道路の幅は12メートルと推定される。 道路の延長線上では、同遺跡の670メートル北側にある新宮神社遺跡で道路の橋脚跡が見つかっているほか、道路の方向は、甲賀寺跡の伽藍(がらん)の中心軸と一致していた。さらに、橋脚跡の北側の延長線上には、紫香楽宮の朝堂院跡が見つかった宮町遺跡があることから、溝跡は紫香楽宮と甲賀寺を結ぶ幹線道路の一部とみられる。 今回の遺構の西側40メートルでは、2000年に幅18メートルの別の道路跡が見つかっており、市教委文化財保護課は「どちらが紫香楽宮のメーン道路か、今の段階では特定できない」としている。 13日午後2時半から現地説明会がある。 2005年3月10日 -京都新聞 より- |