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丹波国分寺跡で南門を確認 亀岡市教委 亀岡市教委は10日、亀岡市千歳町の丹波国分寺跡で南門を確認したと発表した。南門は同寺の正門にあたり、一般的に伽藍(がらん)の中心線上にあるが、今回は中心から西側に約3・5メートルずれており、市教委は「珍しい事例。中心線上にあった創建時の南門が、何らかの理由で北西側に規模を縮小する形で再建された可能性も考えられる」と説明している。 丹波国分寺跡の南約130平方メートルを調査。南門の土台部分(基壇)の西端を確認した。基壇は東西約7・2メートル、南北約6メートルと推定される。また、南門の周囲の側溝跡からは奈良時代後半から平安時代前半(8世紀後半−9世紀前半)の瓦が出土した。 南門が中心からずれている理由について、市教委は「門が創建時のものではなく、再建されたものだからではないか」と推測する。理由として、南門東側の側溝の斜面には、護岸用の石が丁寧に敷き詰められているのに対し、北側では石がほとんど残っていないことを挙げ、「当初中心線上につくった南門を平安前期以降の時期に、何らかの理由で北西方向に縮小して再建。門の東側に新たに溝を作った可能性がある」と推定している。 一方、出土した瓦から、今回確認された南門が創建時のものとする可能性も否定できず、理由はわからないが中心線上につくれなかった可能性もあるという。 市教委は「調査成果を今後詳しく検討する必要がある」としている。 国分寺は聖武天皇が741年に諸国に建立を命じた仏教寺院。丹波国分寺は奈良時代後半から平安時代始めに創建され、これまでの調査で金堂や塔跡などが確認されていた。 現地説明会は12日午後2時から。問い合わせは亀岡市教委Tel:0771(25)5054。 2005年3月10日 -京都新聞 より- |