伝教大師の教えに接して 延暦寺で「不滅の法灯」を分灯

 天台宗の総本山、比叡山・延暦寺(大津市)で19日、「不滅の法灯」の分灯法要が営まれた。天台宗の開宗1200年を記念し、伝教大師最澄の教えの象徴として、約2年間かけて全国24地区を回る。1番目となる滋賀地区では、秦荘町の金剛輪寺に安置する。

 若手僧侶がつくる天台仏教青年連盟が「1200年続く法灯のもとで多くの人たちと仏縁を結びたい」と企画した。「不滅の法灯」は最澄が785(延暦4)年に比叡山に入山した後、自ら供え、以来途絶えたことがないとされる。

 午前10時から約40人の僧侶らが参列して、法要を営み、根本中堂の奥にともされた「不滅の法灯」から金属製の灯籠(とうろう)へ分灯した。灯籠を受け取った同連盟の坂本圭司代表(45)は「今後2年間、全国のなるべくたくさんの人たちに不滅の法灯と伝教大師の教えに接していただきたい」と話した。
 滋賀地区では5月22日に開宗1200年慶讃世界平和祈願法要を営む予定。法灯は、寺院から寺院へリレーする形で全国を回り、2007年4月に帰灯する。


                    2005年4月19日 -京都新聞 より-

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