聖徳太子弟の墓は大王級 外堤出土、テラスで儀式か

 宮内庁が聖徳太子の弟、来目皇子の墓だとしている大阪府羽曳野市の塚穴古墳(7世紀前半)南側で、高さ約2メートルでテラスが付いた外堤が見つかり、羽曳野市教育委員会が19日発表した。

 古墳全体は大王墓に匹敵する規模と判明。高い外堤がある同時期の方墳は、蘇我馬子の墓ともいわれる石舞台古墳(奈良県明日香村)以外に見つかっておらず、発掘した市教委歴史文化課の高野学係長は「石舞台とよく似て兄弟のような形。第1級の古墳に位置付けられる。来目皇子の墓の可能性が一段と高くなった」と話している。
 市教委によると、古墳は一辺約50メートルの方墳。墳丘の南側で、盛り土して築いた上下2段構造の外堤が出土した。東西約100メートル、南北15メートル程度の巨大な土手とみられ、幅約2メートルある下段のテラス部分で、葬送などの儀式が行われたらしい。


                    2006年1月19日 -共同通信 より-

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