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正倉院最初から倉3つ 壁材も創建前の伐採 奈良・正倉院正倉の北、中、南3倉のうち中倉の壁材は、765年前後とされる創建より前の伐採とみられることが分かり、宮内庁正倉院事務所が23日、発表した。 正倉は床材の年輪年代調査から、一つ屋根の下に3倉を同時に建てたとする説が有力。中倉だけは当初床だけで、後世に増築したという見方もあったが、今回の調査結果は最初から3倉そろっていたとする説を裏付け、同事務所は「論争に終止符を打つ内容」としている。 調査した光谷拓実・奈良文化財研究所年代学研究室長によると、壁材3点を調べ、2点は679年などの年輪パターンを確認した。100年分以上削ることは考えにくく、679年の壁材は8世紀中ごろの伐採と推定した。 2006年5月23日 -共同通信 より- |