貯蔵施設・大型建物跡を発見-食堂院の中心部【西大寺旧境内】

 奈良市西大寺本町の西大寺旧境内で、須恵器のかめを据えた奈良時代の貯蔵施設や大型建物跡が見つかり、奈良文化財研究所が28日、発表した。僧侶の生活を支えた食堂(じきどう)院の中心部で、過去の調査や未発掘の部分を含めると、かめの総数は80基を超える。東大寺を意識した巨大寺院の生活がうかがえる。
 マンションの建設に伴い、約1700平方メートルを調査している。かめは地面に穴を掘って据えられており、残った底部は直径約40センチ。大半は割れて失われていたが、4列13基の据え付け穴を確認した。縁を接するように並んでいたらしい。
 市教育委員会が北側で行った調査でも、今回と同じ間隔で並ぶ28基のかめが出土。間の未調査部分を含めると、南北に20列、少なくとも80基以上になるという。
 食料や油を貯蔵したと考えられ…


                    2006年6月29日 -奈良新聞 より-

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