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政務の場も身分で格付け? 奈良・藤原宮の東第4堂跡 奈良県橿原市の藤原宮(694−710年)跡で、政務の中心だった朝堂院の東第4堂跡が見つかり、奈良文化財研究所が28日、発表した。 既に発掘された東第2堂より小さく、第3堂と同規模。同研究所は「大納言クラスの席がある第2堂に比べ、一般の役人が詰める第3−第4堂は建物の格付けも下だったのでは」と話している。 同研究所によると、東第4堂は礎石上に柱を立てた立派な建物で、東西11・5メートル、南北63メートル。瓦の出土状況から、建設途中に東西を約3メートル縮小したとみられる。これまでの調査で東第3堂でも同様の状況が確認されており、両堂そろって設計を変更したらしい。 大臣席のある東第1堂はこれまでの発掘で、東第2−第4堂より規模は小さいものの、建物の四方にひさしが付くなど、より格式の高い建物だったことが分かっている。 藤原宮朝堂院には東西にそれぞれ6つの建物が並び、儀式や会議が行われたとされる。文献などから、東第4堂には氏族の系譜や婚姻をつかさどる治部省、宮廷音楽に携わる雅楽寮、陵墓を管轄する諸陵寮の役人席があったと考えられている。 2006年9月28日 -共同通信 より- |