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西大寺傘下 伝承通り-同文様の瓦出土【大淀・比曽寺跡】 吉野郡最古の寺院とされる大淀町比曽の国史跡比曽寺跡(世尊寺)から、西大寺旧境内(奈良市)の瓦と同じ文様を持つ鎌倉時代後半から南北朝時代の瓦が出土したことが18日、分かった。寺伝では同時期に叡尊(1201―1290年)ら西大寺の僧が再興したとされ、両寺院の密接な関係を裏付ける成果。また、比曽寺には西大寺と関係が深かった後醍醐天皇(1288―1339年)が行幸した伝承もあり、関連性が注目されている。 大淀町教育委員会が平成16年から同18年まで、約50平方メートルを調査。厚さ約10センチの粘土を張り付けた遺構の上から、13―14世紀代とみられる大量の瓦片が出土した。 うち、鎌倉時代後期から南北朝期の軒平瓦の一片(縦約6.6センチ、横約15センチ、奥行き約15.5センチ)が、西大寺旧境内から見つかった瓦と同じ文様であることが判明。他に出土例がない文様で、同時期に比曽寺が西大寺の影響下にあったことが分かった… 2007年7月19日 -奈良新聞 より- |