|
“天平の甍”6年ぶりに姿 奈良・唐招提寺の金堂 奈良時代の高僧鑑真が創建した唐招提寺(奈良市)の金堂(国宝)解体修理工事で、新調された鴟尾(しび)が24日、金堂の棟に据え付けられた。2001年の解体着手以来、6年ぶりに“天平の甍”として知られる優美な姿がよみがえった。 鴟尾は寺院建築などの棟飾りで、魔よけや火難よけの意味がある。金堂には創建当初と鎌倉時代の瓦製の鴟尾が、西と東に据えられていたが、傷みが激しく、奈良県生駒市の瓦職人山本清一さん(74)らが2つとも作り直し、03年に完成していた。 “平成の鴟尾”は高さ約1・2メートル、重さ約220キロ。この日は、松浦俊海長老らが読経する中、東側の1つをクレーンでつり上げ、高さ約16メートルの棟に設置。「鴟尾開眼」という掛け声とかねの合図で始まった法要で、金堂の無事を祈願した。新しい鴟尾は今秋にも一般公開する。 2007年8月24日 -共同通信 より- |