江里佐代子さん死去「截金」の人間国宝

 仏教美術由来の工芸技法「截金(きりかね)」の人間国宝、江里佐代子さんが日本時間の3日午後10時、脳出血のためフランス北部アミアンで死去した。62歳。京都市出身。葬儀・告別式は未定。

 1970年、仏師の夫康慧氏と結婚した後、金箔やプラチナ箔を切り出しさまざまな文様を描き出す截金の道に進む。びょうぶやついたての工芸作品のほか、壁面装飾などの新たな領域を開拓。仏教美術を基本とした独自の作風が評価され2002年、人間国宝に認定された。05年には京都迎賓館の舞台扉と欄間を制作した。

 「自分の役割は次の世代に技をつなぐこと」と語り、龍谷大や京都造形芸術大の客員教授なども務めていた。展覧会のため9月下旬に渡英し、その後フランス入りしていた。


                     2007年10月4日 -共同通信 より-

 尊敬する方が、また一人亡くなってしまいました。心より御冥福をお祈りいたします。 合掌

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