|
金堂再現壁画13年ぶり搬出-法隆寺、12枚すべて 斑鳩町の法隆寺で30日、金堂を彩る再現壁画の搬出作業が行われた。本尊・釈迦三尊像(国宝)などを安置する須弥壇の修理に伴い、奈良国立博物館に運ばれる。すべての再現壁画が金堂を出るのは平成7年以来、13年ぶり。 金堂の外陣には、阿弥陀浄土図や釈迦浄土図などの壁画が描かれていたが、昭和24年の火災で大きな被害を受け、同42年から約1年間かけて12枚の再現壁画が制作された。安田靫彦氏や前田青邨氏ら当時の画壇を代表する14人の画家が参加した。この日は、運送会社の専門家が外した壁画を1枚ずつ堂外に出し、木の箱に収めた。講堂で保管し、2月4日に奈良国立博物館へ運ばれる。 須弥壇は表面の壁土やしっくいのひび割れが広がり、一度はがして塗り直す。仏像もすべて搬出され、釈迦三尊像は約100メートル離れた上御堂に移して公開される。 2008年1月31日 -奈良新聞 より- |