朱硯の破片出土-甘樫丘東麓遺跡
古代豪族の蘇我入鹿(いるか)邸宅跡とされる甘樫丘東麓遺跡(明日香村川原)で、飛鳥時代(7世紀)の朱墨をする朱硯(しゅけん)の破片が見つかった。調査した奈良文化財研究所によると、同時期の出土例は法隆寺(斑鳩町)の前身寺院・若草伽藍跡であるだけで珍しいという。
朱硯は遺跡の整地土の中から出土。小皿か壺の蓋(ふた)とみられる須恵器の土器を転用したもので、表面には朱墨の跡が点々と残っていた。分析の結果、朱墨は水銀朱と判明した…
2008年3月30日 -奈良新聞 より-
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