迎賓館の門、瓦ぶき?石神遺跡、改築で立派に

 飛鳥時代の迎賓館とされる奈良県明日香村の石神遺跡で、7世紀前半〜中ごろの掘っ立て柱建物跡2棟や別の建物の周辺を巡るとみられる溝跡が見つかり、奈良文化財研究所が12日発表した。

 建物はいずれも東門だったようで、溝跡からは大量の屋根瓦も出土。数十年間で3回建て替えられ、最盛期の斉明天皇(在位655〜661年)の時代に瓦ぶきになったらしい。当時、寺院以外で瓦ぶきはほとんど例がないという。

 日本書紀などによると、蝦夷(えみし)や新羅の外交使節をもてなしたとされ、同研究所は「内部の施設の整備に合わせ、門も改築して見栄えを良くしたのだろう」としている。

 掘っ立て柱建物から南に向けて塀の跡が延びていた。東側は幅16〜17・5メートルの通路に面しており、建物は門と推定した。

 現地説明会は14日午後1時半から。


                    2009年2月12日 -共同通信 より-

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