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空海書写の国宝法典を修復へ京都・仁和寺所蔵 京都市右京区の仁和寺が所蔵する空海(774〜835年)直筆の密教法典の写しで、国宝の「三十帖冊子」が修復されることが決まり、京都府教育委員会が1日、発表した。府教委によると、修復は初めてで約1200年ぶりに当時の姿がよみがえりそうだ。 空海は804〜806年、唐で仏教を学んだ際、密教の法典を書写。日本に持ち帰り30冊が仁和寺に現存している。空海とともに三筆の一人に数えられる橘逸勢が書き写した部分も含まれており、書道史上の名品とされる。 表紙に使われている絹地が擦り切れ、欠損した部分に裏側から同じ絹の布を当てるほか、紙の一部にある虫食い穴を和紙で埋めて補修する。 府教委は同日、昨年7月に落雷を受けて破損し、修復中の醍醐寺(京都市伏見区)の国宝・三宝院唐門(桃山時代)についても、扉に漆を塗り、菊とキリの彫刻に金箔を張り直す作業を実施すると明らかにした。建立以降、初めてとみられる。 2009年6月1日 -共同通信 より- |