新たに柱穴発見、棟持ち柱か奈良・纒向遺跡

 邪馬台国畿内説の有力候補地である纒向遺跡(奈良県桜井市)で、既に確認されている3世紀前半の建物跡で新たに柱の穴が見つかり、壁の外から棟木を支える「棟持ち柱」の跡の可能性が高いことが22日、分かった。

 講演で長野市を訪れた桜井市教育委員会の橋本輝彦主査が終了後、共同通信の取材に明らかにした。

 桜井市教委は、この建物が重要施設の可能性が高いとみている。橋本主査によると、同遺跡で棟持ち柱の穴とみられる遺構の発見は初めてで「この時代で棟持ち柱を持つ建物は、神殿などであることが多い。纒向遺跡が邪馬台国であったとすれば、卑弥呼の宮殿だった可能性もある」と話している。

 遺跡では、1978年に神殿のような建物(約5メートル四方)と推測される遺構を発掘。これまでに3棟の建物跡が確認されている。

 新しい柱穴は2〜3月の調査で、建物を支える三つの柱穴の近くで見つかった。市教委は9月からの調査でさらに詳しく調べる。



                    2009年8月22日 -共同通信 より-

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