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モンゴル仏教寺院の石碑片…共同調査隊発見 モンゴル帝国の首都・カラコルム(ハラホリン)を調査していた日本・モンゴル共同学術調査隊(代表・松川節(たかし)大谷大教授)は16日、13世紀に建立された仏教寺院「興元閣(こうげんかく)」の石碑の断片を発見したと発表した。 仏教思想などが記されており、調査隊は「口頭伝承で歴史を伝えるモンゴル民族では文字史料は少ない。モンゴルと仏教のかかわりを知る貴重な史料」としている。 断片は、モンゴルで現存最古の「エルデニゾー寺院」の外壁近くで見つかり、縦40センチ、横30センチ。表はモンゴル文字、裏は漢文で同じ内容が記され、興元閣の寺院名や、「慈悲の心」など仏教思想が書かれていた。 同じ石碑の断片はほかにも6片見つかっており、これらを総合すると、初代皇帝チンギス・ハーンの孫にあたる4代皇帝モンケ・ハーンが、高さ90メートルの仏塔を持つ寺院を完成させたことが判明したという。 松川教授は「モンゴル族はすべての宗教を平等に扱ったとされており、仏教も大切にしたことが証明された」と話している。 2009年10月17日 -読売新聞 より- |