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「融通念仏」の古文書解読 ルーツは大阪・摂津の道場 神奈川県立金沢文庫(横浜市金沢区)は3日、平安時代後期に始まった「融通念仏宗」の総本山「大念仏寺」(大阪市平野区)のルーツを示した古文書の解読に成功したと発表した。 金沢文庫によると、古文書には、大念仏寺の始まりは長寛年間(1163〜65年)に摂津の味原牧(現在の大阪府摂津市と大阪市東淀川区にまたがる地域)で開かれた融通念仏の道場だった、との内容が記されていた。 金沢文庫は「融通念仏宗の詳しい歴史は、鎌倉時代後期以降しか知られていなかった。謎に包まれていた成立過程を明らかにする貴重な発見」と説明している。昭和女子大の阿部美香・非常勤講師が解読した。 古文書は、横浜市金沢区にある国の重要文化財「称名寺聖教」の一部である「上素帖」という写本の裏側に書かれていた。 融通念仏は「さまざまな人が唱える念仏を融通し合い浄土へ行く」という信仰。 2009年12月3日 -共同通信 より- |