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夢窓疎石の「けさ」見つかる 京都、開山の天竜寺で 鎌倉時代終わりから室町時代の初めに活躍した臨済宗の僧侶、夢窓疎石が着ていたとみられるけさが、自ら開山した天竜寺(京都市右京区)で見つかり、調査した京都国立博物館(同市)が23日、報道陣に公開した。 昨年12月に収蔵庫の箱の中で、折り畳んだ状態で見つかった。劣化が激しいため広げておらず、幅は推定で幅3・5メートル、丈1・4メートル。生地は紫色で、金糸が織り込まれている部分もある。 同博物館によると、夢窓疎石のけさは、円覚寺(神奈川県鎌倉市)や、高弟が開いた鹿王院(京都市)でも見つかっている。 天竜寺のけさの文様には円覚寺などと同じ直径5センチほどの竜が描かれ、鹿王院所蔵の肖像画に描かれた疎石が着ているけさと同じものだった。 収蔵庫からは、応仁の乱の戦火を逃れるため、けさを足利家の菩提寺にいったん移動させたことを記した文書も見つかった。 けさは10月9日〜11月23日に京都国立博物館で開かれる「高僧と袈裟(けさ)」展で公開される。 2010年6月23日 -共同通信 より- |