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奈良・大安寺で鎌倉期の瓦出土 塔の修理裏付け 南都七大寺の一つ、大安寺(奈良市)で奈良市教育委員会が実施した東塔の発掘調査で鎌倉時代の瓦などが見つかり、26日、同市教委が発表した。 瓦は製作技法の特徴から13世紀中ごろのものとみられる。市教委は「当時の文献の裏に『東塔の修理をした』などという記述があり、それが裏付けられた」としている。 文献は東大寺の僧侶で、鎌倉時代に2度大安寺の別当に就任した宗性(1202〜78年)が残したもの。瓦には「大安寺塔」「大安寺」などと書かれていた。 文献は法会を記録した内容で、その裏に1度目の就任時には東塔を修理し、2度目には東塔の四方に築地塀を築いたなどと記述されていた。このため、瓦は東塔の修理時と築地塀の建設時にそれぞれ使われたと推測できるという。 また、東塔基壇の東西の長さが、これまでに判明していた南北と同じ21メートルであることが新たに判明。西塔と同規模であることが分かった。 現地説明会は28日午前10時〜正午まで。 2010年8月26日 -共同新聞 より- |