愛知・大御堂寺の仏像、快慶作か 富山大教授が指摘

 愛知県美浜町の大御堂寺の来迎阿弥陀像が、鎌倉時代の仏師快慶によって作られた可能性があるとして、2日、鑑定した松浦正昭富山大教授(仏教美術史)が大阪市内で発表した。

 仏像は高さ約79センチ。作られた正確な年代は不明だが、足を台座に挿す「足ほぞ」と呼ばれる部分に、1426年に仏像を修理した際に記された墨書があり、「親鸞上人 御彫刻」とあったことから、鎌倉時代に親鸞の依頼で作られた仏像とみられている。

 松浦教授によると、快慶の作と分かっている岡山県の東寿院の阿弥陀如来立像と衣のデザインなどが非常に似ていることから、大御堂寺の仏像も快慶作の可能性があるという。


                    2011年12月2日 -共同通信 より-