京都の神社に最古の木造五輪塔 出家の藤原為業が作る?

 京都市左京区久多にある志古淵神社から、平安時代末期の平治元(1159)年に制作したことを記す墨書のある木造五輪塔が見つかり、大谷大(同市)が12日に発表した。

 鑑定した大谷大の宮崎健司教授によると、兵庫県姫路市にある常福寺の土製五輪塔(重要文化財)が1144年の制作とされ、「年号が記された木造五輪塔としては最古。保存状態がよく貴重」としている。

 五輪塔の最下段の基壇左側面に「平治元年十二月九日施入僧寂念」、背面には「入道西念」の名前があった。寂念は平安末期の歌人、藤原為業の可能性があるという。


                    2011年12月12日 -共同通信 より-